タイムマシーンで、未来や過去へと大冒険する映画「バックトゥザフューチャー」にかわいい犬が登場します。
その名も「アインシュタイン」。
忠実で大人しくてとても可愛いわんちゃんです。
映画の中で、アインシュタインはエメット・ブラウン博士のペットです。そして彼の最高の助手でもあります。過激派が現れた時にはしっかりと吠えて、危険も教えてくれました。しかも、彼はただの犬ではありません。
なんと！彼はタイムトラベルの先駆者なのです。アインシュタインの冒険は数分でしたが、SFとタイムトラベルの世界を我々に魅力的に提示してくれます。
今回の記事では、彼の魅力や映画内での彼の活躍、そして彼がどのようにしてタイムトラベルの一部となったのかを詳しく掘り下げていきます。アインシュタインを通じてSFの魅力、タイムトラベルの興奮、そして何よりも犬の可愛らしさを再発見しましょう。
それでは、「バック トゥ ザ フューチャー」を愛し、アインシュタインのような犬の忠誠と友情に心を奪われた全ての人々へ、このブログを捧げます。
アインシュタインの魅力
アインシュタインは彼の名前（物理学者アルベルト・アインシュタインにちなんで名付けられた）が示すように、頭がよく、忠誠心が深い犬です。ドクとマーティの冒険の間、彼の愛らしさと勇気は視聴者の心をつかみます。彼はただのペット以上の存在で、友情と冒険の象徴ともなっています。
アルベルト・アインシュタイン先生には失礼ですが、わんちゃんのアインシュタインに、どことなく似ているような気がします。
現実のアインシュタイン博士のタイムマシーン理論
アインシュタインの相対性理論は、時間と空間がつながっているという新しい考え方を我々に教えてくれました。これは「時空」と呼ばれ、時間が流れる速度は場所や速度によって変わることを示しています。つまり、宇宙飛行士が宇宙に行って高速で移動して戻ってくると、地球にいた人よりも若く見える可能性があるのです。
この考え方をさらに進めて、もし時間を前後に移動できる「タイムマシン」があればどうなるでしょうか？未来に行くことは理論的には可能ですが、過去に戻ることは難しいと考えられています。
なぜなら、過去に行って何かを変えると、それが現在に影響を与えてしまい、タイムパラドックス（時間の矛盾）が生じる可能性があるからです。映画「バックトゥザフューチャー」では、過去に行ったマーティーに、母親のロレインが恋をしてしまうことに。（ナイチンゲール現象というらしい。）
でも心配しないで、この話は今のところ「理論」で、現実にはまだタイムマシンは作られていません。それでも、アインシュタインの考え方は我々の理解を深め、未知の世界について考えるきっかけを与えてくれます。
映画内での活躍、どのようにタイムトラベラーになったのか
「バック トゥ ザ フューチャー」に登場する犬のアインシュタインは、一見普通の犬ですが、ドクの時間旅行実験において、非常に重要な役割を果たしました。
アインシュタインはドクが開発したタイムマシン「デロリアン」の初めての実験の被験者として選ばれました。ドクはアインシュタインをデロリアンに乗せ、１分先の未来へと旅立たせます。
アインシュタインが無事に未来に到着し、その後も安全に存在していることを確認したことで、ドクは自身がタイムマシンを使っても無事に旅行できることを確信しました。
アインシュタインの未来旅行の成功によって、ドクはマーティと共にさまざまな時代への冒険を繰り広げることになります。
犬種は？
映画「バック トゥ ザ フューチャー」のアインシュタインは、ミックス犬です。
おそらく、カタロニアンシープドッグ（またはCatalan Sheepdog）という犬種に近いと思われます。この犬種は、スペインのカタロニア地方原産の牧羊犬で、その魅力は多くの面に広がっています。
見た目
毛皮がとても豊かで、特に顔と首周りに魅力的な毛皮のフリルがあります。
知能と訓練性
非常に賢く、訓練性が高いです。彼らは新しいコマンドをすぐに学び、問題を解決するのが得意です。これは彼らが元々羊飼いの犬として、働いていた遺伝的背景からくるものだと思われます。
忠誠心
カタロニアンシープドッグは家族に非常に忠実で、保護的です。彼らは愛情深く、子供たちとも上手に過ごすことも出来るので、みんなから愛されます。
活動的
牧羊犬だけあって、この種の犬は活動的で、体を動かすのが大好きです。散歩や遊び、特にフェッチ（物を取ってくる遊び）やハイキングなどの活動は、彼らにとって理想的です。
適応性
彼らはさまざまな環境に適応することができ、都市環境でも田舎でも幸せに過ごすことができます。ただし、彼らには十分な運動と心の刺激が必要です。映画ではタイムスリップしても平気な顔をしてました。（タイムマシーンに乗ったのは、あくまで映画の話です。）
カタロニアンシープドッグは、愛情深く、忠実で、活動的な家族向けの犬種と言えます。もし、ペットとして迎えたら、彼らの知能と訓練性は、あらゆる状況で優れたパートナーになるでしょう。
オープニングで登場したアインシュタインの餌
KAL KANのドックフードです。
KAL KANは1936年から運営されている非常に古いドッグフードブランドです。初めて製品化されたときは馬肉を主成分としていました。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でも、ドックが自分の犬、アインシュタインにKAL KANのウェットドッグフードを自動給餌機で与えるシーンがありました。この自動給餌機がNHKの人気番組「ピタゴラスイッチ」みたいな仕掛けで面白いです。
現在、KAL KANはMars Petcareが所有しています。Mars Petcareは他の有名なブランド、例えばCrave、Royal Canin、Pedigree、Iams、Eukanubaなども所有しています。MarsによってKAL KANブランドの大部分はPedigreeブランドに変形されましたが、一部はKAL KANの名前の下に残されています。
Pedigreeは1950年代に始まったブランドで、初めて製品化されたときは「Chappie」という名前でした。その後、ペディグリーチャムと改名され、最終的にペディグリーになりました。Pedigreeは高品質な成分を使用し、全ての犬が必要とする栄養素を提供することを目指しています。今日では、Pedigreeは犬の健康と活力を促進するためのさまざまな製品を提供しています。
映画の雰囲気を家庭で味わいたい方は、ペディグリーのドックフードを試してみてはいかがでしょうか。
|
|
|
|
1985代のアメリカ
1985年は「バック トゥ ザ フューチャー」が公開された時期です。映画のストーリーは、この年を軸に展開していきました。
1985年代のアメリカは、ペットとしての犬の人気が高まり、多くの家庭で犬を飼うようになった時期です。また、この時期はいくつかの新しい犬種が認知され、ペットとしての犬の選択肢が広がった時期でもありました。
現在のアメリカでは、ペットとしての犬は大変重要な役割を果たしています。それらはただのペット以上の存在であり、多くの場合、家族の一員とみなされています。そのため、ペットの犬への投資も大きく、医療ケア、栄養、訓練、さらには高級なアクセサリーやグルーミングサービスなどにかかる費用は年々増加しています。
また、アメリカの法律もペットの犬の権利を保護するためのものがあります。虐待やネグレクトに対する罰則が設けられており、多くの州では犬の適切なケアと扱いを求める法律が施行されています。一部の州では、ペットの動物も「個人の財産」から「感情的な家族の一員」として認識され、家族と同等の配慮が求められることもあります。
タイムトラベルよりも愛犬と今のこの時間を大切に
今回の記事では映画に出てきた犬の話を記事にしました。
紹介した映画「バックトゥザフューチャー」はタイムトラベルをテーマにした物語です。私も過去に行けるのならば、むかし飼っていたペット達に会いに行きたいです。
でも、現実的には無理な話ですが、心はいつでも彼らと繋がっていると思っています。そして一番大切なことは、すぐ隣にいる愛犬と貴重な時間を大切に過ごすことです。
愛犬との時間は、私たちにとって非常に大切なものです。犬は愛情深く忠実な存在であり、その存在は私たちの生活に多くの喜びと癒しをもたらしてくれます。本当に愛しいですよね。
彼らは今この瞬間を大切に生きています。彼らとのふれあいは、私たちの心を癒し、生活の質を向上させるでしょう。犬との絆は深く、それは言葉にはできない特別な経験です。これからもわんちゃんと素敵な時間をお過ごし下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
|
|
