春分の日とお彼岸はいつ?お彼岸は、ぜひ天国の犬へお線香をあげよう

あの子とよく散歩をした広場には、淡く華やかに咲くマーガレットが春の訪れを知らせてくれている。
最近、朝の訪れは早く、夕方にいく買い物の時間帯は、空の明るさがゆったり、のんびりとしている。

もう、春はそこにある。

寒さも彼岸まで。 それ以後は過ごしやすくなっていく。
人生も同じ。つらい時期は終わり、やがて幸せに満ちた日も訪れる。

「いつか、わたしもこの世を去り、美しい虹の麓であの子と再開できたら、またいっぱい遊ぼうね。」

日本に住んでいると、一年を通じて豊かな季節を感じることができ、本当に良いなと思います。

「春 夏 秋 冬」
それぞれの季節に行われるイベントが心に浮かびます。

この先頭にくる春。
スタートの春、始まりの春。

恋をした時も、春が来たといいますね。
占星学のホロスコープも、太陽が赤道上空を通り、真東から上る日を牡羊座の0度とします。
この日は、昼と夜の長さがほぼ同じになります。

日本では春分の日。国民の祝日の1つとなっています。
この日は、日本の伝統的な行事や文化において重要な役割を果しています。神道の伝統においては、春季皇霊祭が行われる日でもあります。このため、春分の日は、天皇陛下をはじめとする皇室関係者や国の指導者たちが参列する式典が行われることもあります。

今年の春分の日は2023年3月21日です。

「あれ?20日じゃなかったっけ?」と言う方もいらっしゃると思います。

そうです。

春分の日の日付は、地球が公転する軌道が楕円形であるため、毎年異なります。

地球の公転する軌道が楕円形であるため、太陽と地球の距離が異なり、地球の公転速度が一定でないため。

また、地球の自転周期は、実際には一年に対して約365.242日。1年を正確に365日で表現するためには、四年に一度、うるう年を設ける必要があります。このような調整をしても、春分の日の日付は毎年わずかに異なるのですね。

春分の日を中心とした一週間を日本では「春の彼岸」とします。今回は彼岸とペットについてまとめてみました。

お彼岸とは何?

お彼岸(おひがん)とは日本の仏教の行事のひとつ。

お彼岸には、仏壇にそなえものを供え、ご先祖様の霊を供養します。今の私という自分が生きてこの世に存在しているのは、ものすごい人数の(何兆人という規模)ご先祖様が途切れることなく、命をつないできてくれたおかげなんですね。その偉大なる方たちに感謝をする日です。

お彼岸はいつ?

お彼岸は春分の日と秋分の日にあわせて年に二回あります。

2023年(令和5年)
春のお彼岸は 3月18日(土)彼岸入り から3月24日(金)彼岸明け

秋のお彼岸は 9月20日(水)彼岸入り から9月26日(火)彼岸明け

なぜ春分の日と秋分の日に合わせるの?

三途の川って聞いたことがあると思います。日本の神話や仏教の世界観において、亡くなったかたが死後の世界にいくために、必ず渡ると言われている川のことです。

三途の川を挟んで、私たちが生きている現世の世界を此岸(しがん)、亡くなった方達がいくあちらの世界を彼岸(ひがん)と言い。日本の仏教では、そのような世界があると言い伝えられています。

そして、この世を東とすれば、あの世は西にあり極楽浄土の世界(悩みや苦しみがない世界)になります。

春分の日と秋分の日には、太陽が川の上を通る軌道が最短になり、あの世とこの世がもっとも通じやすくなると言われているます。このことから、お彼岸の時期は春分の日と秋分の日を中日にした期間になりました。

お彼岸の準備は?

お盆には御霊を迎える準備をしますが、お彼岸はご先祖様や亡くなられた方たちに近づく期間ですので、お盆とは準備が異なります。以下はお彼岸の準備に関することです。

1・お墓の掃除:お墓をきれいに掃除しておきましょう。草を刈ったり、落ち葉を取り除いたり、お墓石をきれいにしたりすると良いです。自宅にペットのお骨がある場合は周りをきれいにしましょう。

2・お供え物の準備:お彼岸には、お供え物をします。代表的なものには、おはぎやお団子、果物、菊などのお花などです。時期がくるとスーパーに売っていたりします。ペットの場合でも人と同じでよいです。基本、食べ物の場合は粗末にしないように、最後は自分たちが食べられるものを用意しましょう。みんなで美味しく頂いてよいのです。

3・天候と交通のチェック;なるべく天候がいい日を選びましょう。春でも寒くなる時があります。体調のためにも無理をしないように。お彼岸の時期は、ふるさとに帰省する方たちが多いので、時間に余裕をもって行動し、渋滞、混む時間をさけましょう。

お彼岸の時期に行うこと

「ありがとう」と心を込めてお線香をあげてください。お線香の煙は御霊の栄養になります。一日一回で構いません。ペットと過ごした日を思い出して、この世であなたに会う為に、生まれてきてくれた事に感謝をしましょう。思い出の写真や動画をみて楽しかった思い出に浸るのも良いでしょう。

まとめ

ペットとの別れは、飼い主にとって、もっとも辛いことです。ですが、家族の一員として生前に愛されていたペットは、幸せで満足した一生を過ごせたことでしょう。
なぜなら、生きることとは愛を学ぶためでもあるからです。
ペットは飼い主の心で生き続けています。お彼岸を機に改めて追悼し感謝の心を伝えましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です