電車に犬(ペット)を持ち込みするためのルールとキャリーなどのおすすめグッズ5選

犬を連れて初めて電車に乗ろうと考えた時、多くの不安や疑問が湧いてくるとおもいます。

「犬は電車の中でどう感じるのか?」「他の乗客に迷惑をかけないか?」「何を持っていけば良いのか?」など、頭を悩ませることがたくさんありますよね。

この記事では、そんなあなたの不安を少しでも軽減できるよう、犬と一緒に電車での移動をスムーズかつ楽しくするための基本ルールと、おすすめの持ち込みグッズを5つご紹介します。

大丈夫!初めての経験も、適切な準備と知識があれば、楽しい思い出に変えることができますよ。

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電車での犬の持ち込み:決められていること(違反してはいけないこと)

多くの公共交通機関では、犬の場合、盲導犬など特殊な例を除き、小型犬のみが許可されています。(最初の絵のような象さんやキリンさんは乗れません)具体的には、キャリーバッグやクレートに入れられるサイズの犬が該当します。

キャリーバッグやクレートの使用

JRでは、ペットとして小犬や猫など(小動物)を連れての乗車が可能ですが、その際、3辺の合計が120cm以内で、動物を含めた重さが10kg以内の専用の容器に全身を収納して持ち運ぶことが条件となっています。

料金について

ペットを持ち込む際、手回り品としての料金(手回り品きっぷ)が必要となります。詳細な料金や購入方法については、最寄りの駅やJRの公式ウェブサイトで確認してください。

JR東日本では、手回り品料金は、1つにつき290円です。駅の窓口で持ち込むペットを見せてから買います。
手回り品きっぷは途中下車で改札口から出ると効果がなくなります。もう一度買う羽目になるので注意しましょう。

引用:JR東日本ホームページ

禁止されている場所や車両

一部の車両やエリア(例: グリーン車、寝台車など)では、ペットの持ち込みが禁止されている場合があります。事前にルートを計画し、ペットが許可されている車両を利用してください。

盲導犬、聴導犬、介助犬に関して

盲導犬、聴導犬、介助犬は、特別な訓練を受け、認定を受けた犬であれば、無料で乗車することができ、キャリーバッグやクレートに入れる必要はありません。

ただし、犬が適切なハーネスやリードを装着していて、所有者が適切なIDを持っていることが求められることがあります。

犬を持ち込む際の基本的なルールやマナー

「他の乗客に迷惑をたらどうしよう?」これが一番気になると思います。
ここでは基本的なマナーを伝えますね。

他の乗客への配慮

電車内は公共の場なので、他の乗客が不快に感じないよう、犬の行動には十分注意しましょう。

なるべく吠えることなく、静かに過ごせるように普段から訓練を施し、必要に応じておやつやおもちゃで気を紛らわせることも一つの方法です。

本番の距離をいきなり乗らせる前に、小距離で慣らせるための練習をするのもよいでしょう。

清潔に気をつける

周りに、犬の毛が飛ばないようにブラッシングをしてから出かけましょう。
必要であれば、座席や床に敷くシートを持参するとよいです。

事故を防ぐためにも、トイレの訓練を確認してから旅行に出かける。または、おむつをしておくと安心です。

犬の安全確保

電車の急な動きや揺れに備え、犬が安全でいられるようにします。キャリーバッグやクレートを足元に置く、または、膝上に置き両手でしっかりと固定し、転倒や怪我を防ぎましょう。

食事や飲み物に注意

電車内での食事や飲み物は、他の乗客に配慮して控えめに。短い時間であれば、とくに与える必要はないです。

空間を共有する意識

座席を占有しない、通路をふさがないなど、他の乗客との空間を共有する意識を持ちましょう。特に混雑時には、小さなスペースでも静かに過ごせるように心がけます。

優先席には座れるの?

優先席

優先席

私は犬を社内に乗車させた場合は、優先席に座るべきではないと思います。

愛犬は大切な家族のような存在ですが、電車の中では、荷物として扱われてしまいます。周りの乗客は、「重くて大変ねぇ。」とは思ってくれないでしょう。

優先席はお身体が不自由な人のための席なので、そのような方たちにお譲りましょう。

犬と電車での移動を安心して楽しむためのポイント

事前の準備を徹底する

移動前に犬の体調をチェックし、必要なアイテム(リード、ウェア、おやつ、おもちゃなど)を準備しておきましょう。また、移動時間やルート、休憩ポイントなどを事前に計画しておくとスムーズです。

適切なタイミングを選ぶ

可能ならば、混雑していない時間帯を選び、余裕をもったスケジュールを組むことで、犬もあなたもリラックスして移動できます。

犬のコンディションを考慮する

犬が疲れていないか、ストレスを感じていないかを常にチェックし、必要に応じて休憩をとることも大切です。また、犬と目を合わせて話しかけたり、電車内で安心できる工夫も忘れずに。

他の乗客とのコミュニケーションも忘れずに

犬が他の乗客に迷惑をかけないように気をつけるとともに、必要に応じて他の乗客とコミュニケーションをとりましょう。

理解を得ることも大切です。犬が好きな方でしたら、相手の方から話しかけてくれるかもしれません。そんな時は楽しい時間をたのしみましょう。

おすすめグッズ5選

お出かけは、身軽のほうが疲れないと思いますが、犬と一緒の場合は、色々とアイテムがあると安心します。ここではおすすめグッズを7個紹介します。

おすすめグッズ1: キャリー(クレート)

まずは、これがなくては愛犬と電車に乗ることが出来ません。

選ぶ際のポイント

  • サイズ: 愛犬が十分にリラックスできるサイズを選びましょう。
  • 素材: 通気性が良く、丈夫な素材を選ぶことが重要です。
  • 開閉部: スムーズに開閉でき、安全にロックできるものを選びましょう。
  • クッション性: 底部分がクッション性に富んでいると、愛犬が快適に過ごせます。
  • 清掃のしやすさ: 取り外し可能な内側のクッションや、拭き掃除が簡単な素材を選びましょう。

アイリスさんの商品です。
サイズは44㎝×29.5㎝×高さ27㎝なので、三辺の合計が100.5㎝と120㎝以下の基準を満たしています。耐荷重は8㎏未満になっています。

通気性が良く洗いやすいので、清潔感を保てます。

ペットシーツのレギュラーサイズ(33×44)もすみを折れば敷くことができます。

グッズ2: おしっこシート

おしっこシートが何枚かあると 、電車内や駅でのトイレの心配を減らし、清潔に移動できます。

選ぶ際のポイント

  • 吸収性: 高い吸収性を持つものを選びましょう。
  • サイズ: 愛犬がリラックスして使えるサイズを選びましょう。
  • 携帯性: 折りたたんでコンパクトに持ち運べるものが便利です。
  • 防臭・抗菌機能: 長時間移動でも快適に過ごせるよう、防臭・抗菌機能があるとプラスよいです。

一枚あたり、約6円!
980枚と結構長く、一度買えば、半年くらいは足りると思います。

グッズ3: ウェットティッシュ

犬を連れていなくても、清潔でいたいときには便利ですね。

グッズ4: 携帯用水筒

犬を飼っているのであれば、ほとんどの方が持っていると思います。いつでも水分は取れるようにしておきたいですね。

 

グッズ5: お気に入りのおもちゃ

お気に入りのおもちゃは、愛犬が退屈しないようにするだけでなく、ストレスを軽減し、安心感を提供するアイテムです。

愛犬が好きな、形状や材質を持つおもちゃを選ぶことで、移動中も楽しく過ごすことができます。おもちゃを選ぶ際は、愛犬が安全に遊べるものを選んでくださいね。

愛犬との電車移動のまとめ

愛犬と電車に乗る不安は軽減しましたか?

一度行動すれば、こころに余裕が出来ますので、ぜひ予行練習をしてみてくださいね。
今回の記事をおおまかにまとめます。

  • ルールを守り、マナーを忘れずに: 電車での移動は、ルールとマナーを守ることから始まります。愛犬と共に他の乗客に迷惑をかけないよう心がけましょう。
  • 適切なグッズで快適な旅を: おすすめのグッズは、愛犬との移動をより快適で安全なものにしてくれます。愛犬のニーズと性格に合ったアイテムを選んで、ストレスフリーな旅を楽しみましょう。
  • 愛犬とのコミュニケーションを大切に: 旅の途中で愛犬が不安やストレスを感じていないか、常にチェックしましょう。愛犬とのコミュニケーションを大切にして、楽しい時間を共有しましょう。

今回の記事で、あなたと愛犬が電車での移動を楽しく、安全に過ごす手助けとなることを願っています。

次の旅が、あなたと愛犬にとって忘れられない素敵な経験となりますように。気をつけていってらっしゃいませ。